Q: ビジネスホン 家庭用電話機との比較
このページでは、ビジネスホンについてご説明致します。
ビジネスホンを利用している人もしていない人もビジネスホンって具体的にどういった機能を持つ電話機なのか説明できる方は少ないのではないでしょうか。
電話機でイメージするのは、まず家庭にある電話機だと思います。この家庭用の電話機とビジネスホンは違う機器です。
家庭用の電話機と比較しながらビジネスホンをご説明致します。
一般家庭で利用する電話機のこと。
メリット・安価
家電量販店などでも取り扱っており、安価に購入することが可能です。
・繋げば使える 家電量販店で購入したものを電話線と繋げばすぐに利用可能です。電話機が故障した場合などにも、新しいものを繋げばすぐに復旧し、工事人を呼ぶ必要もありません。 デメリット・電話機の台数分回線が必要
1台の親機に対して1から2の子機が利用できます。この電話機に対し、回線は1回線必要になります。そのため、複数の電話機を利用する場合、電話機の台数分、回線が必要になります。
回線が増えると、費用も増えます。常時利用しているわけではありませんので無駄な費用になってしまいます。
・内線が利用できない
例えば、1つの家に2台電話機があり、呼び出しのために電話を掛けたとすると外線扱いになり、通話料はかかってしまいます。
家庭用の電話機では1台に1回線が必要です。そのため、同じ家の中の電話機同士でも外線扱いになり、通話料はかかってしまうのです。
・取次ができない
電話を受信した際に、他の人へのお電話の場合はよくあることです。その際に、家庭用の電話機だと取次などの他の電話機への移すことはできません。別の方に変わる場合は、その変わる方に、その電話機まで来てもらわないといけません。家庭用を事務所で利用することもできますが、わざわざ、電話を替わるたびに移動するのは非効率でしょう。
・FAX利用中に電話の受信ができない
家庭用の電話機は1台に1回線です。FXと電話機が一緒になったタイプのものも売っていると思いますが、FAX受信中は電話を受けられません。
・着信した際に、限られた電話機しか鳴らないので、遠くにいる場合気が付かない
親機と子機を合わせても数台しか同一の回線を利用していません。もし、遠くにいた場合気が付かない可能性があります。
■ビジネスホン
ビジネスでの利用を想定した電話機のこと。内線や取次が行えます。ビジネスホンは多機能電話機と電話機を制御する主装置が必要になります。 主装置内にユニットと呼ばれる基盤があり。そのユニットが内線・外線を制御しています。そのため、電話機を増やしたいと思い電話機を購入してきても基盤が対応していなければ増設はできません。
メリット・複数の内線・外線を共有できる
家庭用の電話機だと一台に一回線でした。しかし、ビジネスホンなら例えば、5回線を100台のビジネスホンで共有も可能です。家庭用の電話機と比べると同じ電話機100台利用でもビジネスホンだと95回線分の経費を削減することができます。
・取次が可能
ビジネスホンを利用すると、着信した電話をほかの電話機へ移動(取次)することが可能です。家庭用の電話機だと、電話機の置いてある場所まで移動して来なければいけませんでしたが、ビジネスホンだと移動をしなくても電話機の受け手を変更することが可能です。
デメリット
・移設、増設が容易ではない
ビジネスホンは電話機と主装置で構成されています。そのため、ビジネスホンの増設の場合、基盤の入れ替えが必要な場合があります。移設の場合も増設の場合も、工事人を呼んで行わなければならず、費用が掛かります。
・費用が高い
家庭用の電話機と比べると費用は高いです。家電量販店での取り扱いもしていないため料金比較も難しいものになっています。
まとめビジネスホン | 家庭用の電話機 | |
---|---|---|
設備にかかる費用 | × | ○ |
運用 | ○ | × |
移転・増設 | × | ○ |
家庭用の電話機とビジネスフォンにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。
まずは、現状の必要な回線数と電話機を把握しましょう。把握するとおのずと家庭用電話機で足りるのか、ビジネスホンにしたほうがいいのかわかります。
無駄な経費を払わなくていいよう、事前にしっかり調べておきましょう。
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